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はてなブログからGitHub Pagesへ移行した

2025-02-17

こんにちは

w477です

過去、はてなブログで記事を書いていたのですが、いろいろあってGitHub Pagesへ移行しました。

ほんとは移行後初の記事でこれを書くべきだったのですが、いろいろやりたいことがありこのタイミングとなりました。

GitHub Pagesって?

まず、GitHub とはファイルとその更新履歴を管理できるサービスで、Gitと呼ばれるツールとセットで使います。

主にプログラムを作る開発者の間で使われているサービスです。

ここらへんはほかのサイトでたくさん取り上げられているのでぜひそちらをご覧ください。

そしてGitHub PagesとはこのGitHubにサイトを構成するファイルをアップロードして自分のサイトを作成することができる機能です。

ドメインを取得する必要はなく、(GitHubユーザ名).github.io/リポジトリ名のような感じで、GitHubのサブドメインの形で自動的にURLを作成してくれます。(カスタムドメインも設定可能なようです。)

また、サイト用のファイルをアップロードするサーバを用意する必要もなく、無料で運用することができます。

どうしてGitHub Pagesへ移行したのか

理由は2つあります。

1つ目は単純で、GitHubやGit、Dockerなどの学習のため。

私自身仕事でGitHubやDocker、TypeScriptなどの技術を使う機会がなく、世間的に主流といわれるこれらのツールを使えるようになりたいという思いがありました。

はてなブログはWordやExcelと同じように文章で書くほかにマークダウンで本文を記述できるのですが、内部処理に関してはユーザで決めることはできません。

マークダウンで記事を書けるところははてなブログだけでなくGitHub Pagesでもできることは調べて分かっていたので、モチベーションが高まった今、鉄は熱いうちに打てと言われるように移行することにしました。

決してはてなブログが悪いわけではなく、今回の私の中で発生したニーズに合わなかっただけで、シンプルにブログを始めたいという方にはおすすめできるサービスです。

ネットにもはてなブログの始め方、カスタマイズに関する記事がたくさん転がっているのもポイントですね。

2つ目の理由は、無料で運用できることです。

サイト運営には外部ネットワークからアクセスできるようなサーバとそのドメインが必要になります。

サーバは自分でマシンを用意すれば電気代だけで済みますが、あいにく自宅のネット環境がこれを達成できるようなものではなく、VPS等を用意しなければなりません。

初年度だけはキャンペーンを使用してお安く済ませることができますが、それ以降の維持費を考えると無料で運営できるに越したことはないので、GitHub Pagesに決めました。

技術選定

GitHub Pagesでサイトを作成するには、バックエンドなしのいわゆる静的サイトである必要があります。

言い換えればフロントさえ選んでしまえばあとは作るだけです。

調べるといくつかの静的サイト作成ツールがあるのですが、2024年時点(このサイトを作成したのが2024年でした)でフロントエンドで主流っぽかったのがNext.jsというフレームワークで、ネット上でもNext.jsでの静的サイト作成の紹介記事が見つかったので、Next.jsを使用してサイトを構築することにしました。

GitHub Pagesをネットで調べるとテンプレートやテーマを使用したデザインを採用することが多いようですが、どうせなら自分でデザインしてみたいと思い、これらのツールは採用を見送りました。

移行してみて

まずGitHubやDocker、TypeScriptをほぼ経験したことがない自分にとって知らないことだらけだったので、どうやってこれらを使えばいいのかを理解するのが一番ハードルが高かったです。

ただ、今の時代幸いなことに生成AIが世間に浸透しているおかげでひたすらChatGPTと壁打ちしながらなんとかサイト立ち上げに至ることができました。

また、以前Misskeyをローカルで動かして遊んだことがあり、DockerとGitHubについてはなんとなくイメージを持てていたので、比較的スムーズにサイト構築ができました。

まだサイト立ち上げから半年も経っていないのでChatGPT大先生なしで独り立ちするのは厳しいですが、今後運用を続けていくうちに少しずつ学習していければなと思っています。

サイトのデザインについてはやはり既存のテンプレートを使ったほうがキレイなサイトが作れると思います。

少しずつ改善はしてますが、かなり労力をかけても最初からテンプレートを使ったほうがはるかに楽ですね。

これから先、気が変わることがなければこのままGitHub Pagesを使い続けるつもりなので、自分好みのデザインにできるよう頑張ります。

そして、移行してみて一番よかったのは自分だけのサイトを所持できたことです。

はてなブログはたくさんのユーザがいて自分もそのうちの一人でしたが、今回立ち上げたサイトはプラットフォームは世界有数のユーザ数をもつGitHubですが、サイトの所持者は自分自身のため、より満足度の高い結果となりました。

おわりに

言いにくいことですが、移行前のはてなブログは最近更新が滞っていたので、今回のブログ移行をしたとしてもまた続かないのではないかという懸念がありました。

今回は自分の勉強も兼ねられる環境を選択しているので、記事だけでなくデザインや機能の追加も積極的に取り組んでいきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。